問題発生

地震の後、余震でブルブル震えるくれあちゃん。
常からするとガラにもない・・・と言う感じもしますが、意外と乙女なようです。

そして、実は影のように私にくっ付いてきます。
キッチンにも、トイレにも、洗面所にも。

くれあ　「ジシンがきたら、ママちゃんに、だっこしてもらうでちゅ」

　

相当怖いようですね。
なので、私がお風呂に入っている間も、私が出てくるまでお風呂の扉の前で
ずっーと待っているんです。
今まではリビングでのんびりしていたのに、地震以来、
お風呂の扉から離れません。（途中、ちらっと覗くとお座りして待ってます）





そうすると、一緒にお風呂の扉の前にセットで座っているのが、このお方。

しゅう　「くれあちゃんに、なにかあったら、たいへんですから」

　

そう、くれあちゃん命のしゅうくんも、くれあちゃんを守りつつ、
扉の前で私を待っています。





そして、そんな時、かろんちゃんは・・・
あっち行ったり、こっち来たり、自由人かろんとなって、アチコチに出没。

かろん　「いつも、たのしくが、モットーでしゅよっ」

　

なので、かろんちゃんは頭数に数えないとして、
こうなると、リビングにひとり取り残されてしまうのがろあくんです。




実はろあくん、Ｐタイルの感触がイヤなようで、
キッチンと洗面所に入れないんです。
いつも、行動範囲はリビングの入り口まで。
何故なのかは分かりませんが、無理に連れて行っても固まって動けず、
へっぴり腰で、抜き足差し足、相当時間をかけて脱出していきます。

つまり、私がお風呂に入ってる間は、
くれあちゃんとしゅうくんが洗面所に詰めているので、
ろあくんはひとりぽっちになってしまうんですね。


ろあ　　「ぼくタンだって、ひとりぽっちは、こわいですよぉ」

　

そう。
ひとりになるのはイヤだけど、洗面所には入れない。。。
なので、みんなに「戻ってきて」と、甲高い声で鳴くんです。

普段、あまり鳴かないろあくんですが、私がお風呂に入っている間中、
ずっーとキャンキャンって鳴いているので、
途中で扉を開けて声をかけても、ダメなんですよね。

くれあちゃんに、「ろあくんのところにもどってあげて」とお願いしても、
こちらも必死に扉の前でお座りして待っています。

何気に、ろあくんの声って甲高いので、ご近所様の迷惑になるのではないかと、
ヒヤヒヤしながら、シャワーでささっとお風呂に入る日々が続いています。
もちろん、余震があるので、ゆっくりお風呂に浸かる気にはなれませんが、
ろあくんのキャンキャン鳴きと言う問題が発生しています。


我が家は、余震を含め、揺れただけの地域ですが、
これだけの影響が出ていることを考えると、
被災して避難所暮らしをされている方々や、一時預かりされているペット達の
心の傷は、見えないけれど相当大きなものではないかと思います。

何気ない普段の生活が、どれだけ有り難いのか実感する日々です。