

入り口に向かって歩いて

こんな本が目に留まりました。

『ここにいるよ』
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思わず、立ち読みしてしまいました。
「ガレージの片隅から、ひとりさびしく家族を見ていた子犬のラッキー。
『犬にもちゃんときもちがある』
思わず抱きしめたくなるお話です。」
本

中身は、ページの多い絵本のような感じで、この主人公ラッキーの生涯が
ラッキーの目線から綴られています。
新婚夫婦のもとにやってきたラッキー。
最初はとても可愛がられていたのに、夫婦に赤ちゃんが生まれると、
どんどん外に追いやられ、見向きもされない邪魔者扱いをされます。
その時、ラッキーがどんな思いでそこに居たのか・・・。
まさに、自分を取り巻く環境や人の気持ちの変化を、
ラッキーの目線から綴られているのです。
私、立ち読みなのに、泣いちゃいました

これ、実話なんです。
ラッキーは幸いなことに、そこから救ってくれる人の存在がありましたが、
世の中には、庭の片隅に繋がれたまま、人知れず亡くなってしまうワンコや、
飼いきれなくなったからと、平気で保健所に処分を求めて持ち込む飼い主が
本当に数え切れないくらい沢山居るんですよね。
本当に切なくて、悲しい気持ちでいっぱいになります。。。

実際に、お友達でワンコ2頭飼っていて、やはり子供が産まれたからと言って、
ワンコのヨダレが不衛生、ワンコの抜け毛や良くないと言って、
それまで自由にお家の中で過ごしていたのに、ベットとトイレのスペースしかない
ケージに押し込まれて、毛が飛ばないように、蚊帳の中にいれている人がいます。
これに対して、否定も肯定もしませんが、同じ愛犬家でも愛情のかけ方や、
立場が変われば考え方も変わることを、肌身で感じているので、
せめて、自分はずっと変わらずに愛情を注いでいきたいなと思います。
そう思うと、我が家のチワワンズ

こうしてお家



世の中こんなに偏って不公平

考えずにはいられません。
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犬の人(犬)生は、約15年。
この可愛いコ達

飼い主である私が、絶対に幸せ

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私にとって、チワワンズ



それでも、このコ達にしてあげられることは、まだまだ沢山あるはずですよね。
「ここにいるよ」
色々なことを考えさせられる1冊

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これからワンコを飼おうと思っている人。
今、ワンコを飼っている人。
それから、子供達。
みんなに読んで欲しい本

この記事へのコメント
マリリン
人間も動物もどうしてこんなに簡単に殺したり捨てたり放置したり・・・
そりゃあそれぞれ事情はあると思いますが悲惨な事が多すぎますよね
わんちゃんだってこの世に生を受けて皆平等に幸せになる権利あるはずです
私は新聞広告でこのの存在を知りましたが広告見てるだけで・・・
駄目でした気が強くてどちらかと言えば男みたいな性格の私ですが
わんちゃんの事になると・・・からっきし駄目で・・・ゆうさんは偉いなぁ~
私には、なかなかこのにチャレンジする勇気がなくて・・・
でもいつか読める日が来るんだろうと思っております
くるみまま
私は、これと似た話を、ブロ友の人から聞きました。
人間の赤ちゃんが生まれ、結局、センターに
引き取られ、安楽死を迎えた話です。
世の中には、かわいそうなわんこが
たくさんいます。
現実を知るだけで、辛く、悲しくなります。
でもこれって、わんこだけじゃなく
人間でも、
同じ事が言えるんじゃないでしょうか。
何かの歯車が、狂ってしまったら
今まで、積み上げてきたことが
崩れてしまう事もあるんですよね。
でも、お友達のお話も含めて
ちょっぴり、悲しいです
reimama♪
私もきっと泣いてしまうだろうなと思います。
人間は自分勝手なところもあるから、
環境が変わると、心変わりをしてしまうこともあるでしょうね
(自分は絶対そんなことはないと言いきれないのが、悲しい・・・)
でも、縁あって、我が家のコになってくれたワンコに対して、最後まで責任を持って向き合わなくてはいけないと飼い主さんみんなが思ってくれたら、悲惨な事は起きないでしょうね。
私もレイ達に精一杯の事をしてあげたいと改めて思いました
ゆう
マリリンさんも、この本ご存知だったんですね!
新聞にも広告されていたなんて、話題の本だったんですね~。o(^o^)o
愛犬家にとっては、とても気になるタイトルと説明書きですよね。
私なんて、帯の説明だけで胸がきゅんとして、手に取らずにいられませんでした。
こんないい大人が、本屋で立ち読みしながら泣いてるなんて、
本当にお恥ずかしい限りです。
その場では、恥ずかしくてレジに行けず、逃げるように帰ってきて、
別の日に買いに行きました(^_^;)
でも、本当に良い本ですし、あっという間に読めるので、
ハンカチを用意して、ぜひぜひ読んでみて下さい。
ゆう
ほんとうに、くるみままさんが仰る通りです。
自分のお家のワンコに夢中になっていて気が付かなかっただけで、
世の中見回してみると、悲しく切ない現実が沢山ありますね。
最近、保健所の安楽死を迎えるワンコ・ニャンコ達の最後を綴った本等を
読む機会が何度もあって、身勝手な人間の事実に胸が痛くなります。(u_u;)
確かに、飼い主である人間が、何をキッカケに
人生踏み外してしまうか分からないです。
だから余計に、命の尊さや、物事の重みを充分考えて行動したいものですね。
ゆう
やっぱり。。。だめですよねぇ(T_T)
人間も長い人生で、考え方や気持ちはどんどん変わっていくものですけど、
人も動物も、みんな大切な1つの命なんだって、私を含めて
分かっているようで、本当に理解している人はまだまだ少ないのかもしれません。
確かに、自分がワンコ達を放り出すツモリはなくても、
いきなり交通事故で寝たきりになったら・・・なんて考えると、
本当に恐ろしくなります。
そんな時の対処策をきちんと考えておくのも、愛情の1つなのかなぁと思いました。
ただ、この広い世界中の中で、せっかくめぐり合えた愛犬との縁を
大切に思って欲しいです。